『南漢山城』は「未完成の習作」
165.png追記:Poster公開
「남한산성」


記者の視点が興味深い
時事ジャーナルe
無断転載を禁じているので各自で読みに行って下さいね。






[コ記者のポップカルチャー]
映画になった「未完成の習作」南漢山城
9月末封切り…キム・フン風になるか
2017.07.30 09:00:00(日) | コ・ジェソク記者

「韓国文学に雷のように注がれた祝福」
と呼ばれ、文壇に登場した小説家キム・フンの作品が
映画で脚色されて出てきます。

最近100刷りを撮影した『南漢山城』です。
キム・フンは「刀の歌」に続いて二番目に、
100刷作品を排出したという珍記録も持つようになりました。

映画の投資配給を引き受けたCJエンターテイメントは最近記者団に、
映画『南漢山城』が9月末封切りを確定したという便りを知らせました。

この映画は、昨年11月21日撮影を始め、今年4月23日終了しました。

小説は主和と斥和の論争と葛藤という大きな根幹の中で話を解いていきます。
主和の側に立ったチェ・ミョンギル役は俳優イ・ビョンホンが演技した。
斥和の道を選んだキム・サンホン役は俳優キム・ユンソクが扮します。

斥和と主和の岐路の中で悶える王の役は、俳優パク・ヘイルが務めました。
小説でも重要な役割を担っていた鍛冶屋ソ・ナルスェ役には俳優のコ・スが出ます。
俳優パク・ヒスンも守禦使イ・シベクに扮し映画に重みを加えます。

27日に初めて公開された予告編で
チェ・ミョンギル役のイ・ビョンホンは
「女真族の足元を這っても死は耐えることができず、
恥は耐えることができるということです。」と言います。
キム・サンホン役のキム・ユンソクは
「一国の君主がどうして全国民の目の前で
恥辱のように直接物乞いしようとするのでしょうか」と
反論します。

ところでキム・フン作家は彼らの論争だけを描いているのではない。

記者は、6年前にある日刊紙の読者招待講演会でキム・フンを初めて見ました。

その講演で覚えている話がいくつかあります。
それを記者の個人的なブログに記録しておいたおかげで
そのままお伝えすることができます。

当時キム・フン作家は
「私たちが文章を書くことは、
今日のことが長い歳月が過ぎた後に過ぎ去った時代の噂にならないため」
という素敵な言葉を残しました。

最も印象的な部分は、『南漢山城』の話でした。
キム・フン作家は、この小説が未完成と言いました。
いや、当時の基準で既に出版4年7ヶ月も過ぎた小説が未完成と表現したのです。
いったいどういうことなのか知りたい思いを我慢できない中
キム・フン作家が多少遅れて断固とした口調で
「何も言わない人たちの話を小説に入れることができなかったからだ」
と言いました。

何も言わない人は誰でしょうか?
キム・フンの小説の愛読者は、
それが朝鮮時代の民を、そして現代の民衆の話だと直ぐに気づくでしょう。
では、なぜ使うことが出来なかったのでしょうか?
彼らは何も言わなかったからです。

言葉のあや?
違います。
生き残るために、あるいは言葉を残したいが残す方法を知らなくて、
彼もそうでないなら話をしても時代の波を防ぐのに影響を及ぼさなくて、
彼らは内心で泣いていただけです。

キム・フン作家は、自分が『南漢山城』の時代に住んでいたならば、
まさにその「何も言わない者」になっていただろうと言いました。

キム・フン作家のこのような考えは、
かなり長い間、彼の心を捉えていたようです。
彼は100刷特別版に「果たせなかった言葉」を追加した。

「多くの人が主和と斥和に分かれ血を流し戦ったが、
より多くの人は、何も言わずに沈黙の中で、その冬を過ごした。
私は彼らの沈黙については何も書くことができなかった。
その沈黙の意味にアクセスすることができなかった。
『南漢山城』は『未完成の習作』である」
と書きました。

さて、その未完成の習作が2ヶ月後には映画で、私たちに出会えます。
多分映画は小説よりも「主人公の芸術」も加わります。
カメラのレンズが主演と助演の生活を克明に対比させます。

イ・ビョンホンとキム・ユンソクが持っている重量感が、
おそらくキム・フン作家の基準で「未完成の習作」になる可能性を高めるかもしれません。

それでも少し期待感を持たせたりします。

小説『南漢山城』の人物たちは、完璧なヒーローではありません。
演出を引き受けたファン・ドンヒョク監督は前作『怪しい彼女』で
歴史的英雄の人生ではない「私たちの隣の小さな英雄」を絶妙に描いたのです。

小説家キム・フンのペン先が向かなかった点を
演出家ファン・ドンヒョクのカメラが捕捉できることを期待してみます。

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by leechanlbh | 2017-07-30 17:00 | 南漢山城
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